TOKYO / KYOTO
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「青い影」

福岡大季
小田急線写真展
Production Note


写真展「青い影」に寄せて
みなさま、こんにちは。
お読みいただき、ありがとうございます。
私たちが生きている今の時代。なんとなく、色が溢れる時代です。
街を歩けば、煌びやかなネオンサインや多様なデザインが目に飛び込んできます。
つくづく賑やかな時代に生きているんだなと感じます。
さらに、手元の端末を使えば、地球の裏側の食事風景だって、好きな芸能人の日常だって、さらにはマンホールがなぜ丸いのかなんていう雑学だって、いつでもどこでも知りたい情報を得ることができます。
でも、それと引き換えに、孤独に耐えながらじっくりと何かを思い、そして考え、見えないものと対峙する時間や、1日の終わりに音楽を流しながら静かに読書して登場人物に想いを馳せる時間を、失ってしまったようにも思います。
量産されるカラフルで便利な世界も素敵ですが、たまにはシンプルで、森の奥にあるようなひっそりとした世界観に浸るのも悪くないと思います。
今回の展示会場は「NEUU」という展示会場です。最初、展示会場のお話を伺ったときに最新のAR技術を取り扱った施設だと伺いました。そしてAR技術で写真展を実施する運びになったのです。ならば「実際の写真を展示する場合は、白黒写真で」とお伝えしました。
そんな目まぐるしく変わる時代を生きる私たちだからこそ、両方の良さを楽しめるのかもしれません。
さて、みなさんの前に写真があるとします。
小田急線の風景は、いったいどんな色だったのでしょうか。
小田急線の「色」って、何色だったのでしょうか。
あなた色の感性で色をつけて、ご覧になっていただければ幸いです。
福岡大季
Information
日程
2025年8月11日(月)〜8月24日(日)
時間
10:00〜20:30(最終入場は20:00)
※ただし、火曜日は休館日
※一部、日程によって時間が変更となります。
以下をご覧ください。
会場
XR Communication Hub NEUU
(東京都新宿区西新宿1-5-11)
【一部、開館時間が異なる日】
8/11(月)は13:00〜20:30(最終入場は20:00)
8/22(金)は10:00〜18:00(最終入場は17:30)
8/24(日)は10:00〜19:00(最終入場は18:30)
【会場までの地図】
小田急線、京王線、JR・地下鉄各線の新宿駅西口から徒歩5分
Gallery
Profile
福岡大季
DERRECK, DAIKI FUKUOKA
神奈川県生まれ。幼い頃から祖父母の家に行くために小田急線に乗り、幼少期を過ごす。いつしか、自身も小田急線のファンに。大学卒業後は大手学習塾で、教育という「目に見えにくい価値」を、どう言葉にしどう伝えるか。その問いと向き合い続けながら、コピーライティングや広告・企画に携わる。
現在は写真撮影から動画制作などを取り扱う「Sheepman Studio」を立ち上げて、マルチクリエイターとして活動の幅を広げる。開通150周年を迎えた京都の新京極通にある新京極商店街のオフィシャルフォトグラファーとして宣伝用の写真なども撮影している。提供された作品の中には『るるぶトラベル』や『地球の歩き方』などにも掲載されている。現在はX(旧Twitter)とInstagramで「一日一小田急」と題して、小田急線にまつわる写真を1日、1枚アップしている。
写真家としてのテーマは“日常を切り取る写真を撮ること”。特に「京都を生きる人」と「小田急線」は人生を賭けてのテーマなのかもしれない。2024年には、小田急電鉄、小田急トラベル主催、ニコンイメージングジャパン協力の下、「プロカメラマンに学ぶ、小田急の撮り方(入門編)」、「プロカメラマンに学ぶ、小田急の撮り方(海老名編)」の講師として登壇。鉄道写真を撮る際の安全に関しての啓蒙も行なっている。
祖父の影響で始めた写真は、今では生業になっているが、祖父から最初に習った「構図を考えて撮ること」は今でも心の中で生きている。
小田急線の中での好きな車型は現役車両ならロマンスカーならEXE30000形、通勤車なら8000形と3000形(一次車)、引退した車両ならばロマンスカーはRSE20000形、通勤車なら1000形未更新車、5200形である。
<展示>
2020年「電写展~東京の大きな輪~」
2021年「行けずな京都展」
2022年「はじめまして。山手線です。展」
2022年「おもてなし京都展」
2023年「小田急線1000形 〜未更新車、最後の活躍を追いかけて〜」
2023年「VSE50000形、ありがとう展」小田急線新宿駅コンコース内デジタルサイネージにて。
2024年「小田急電鉄ロマンスカーミュージアム:プロカメラマンに学ぶ、小田急の撮り方(入門編)展」
2024年「小田急電鉄ロマンスカーミュージアム:プロカメラマンに学ぶ、小田急の撮り方(海老名編)展」
2024年「小田急線写真展 〜ラプソディー・イン・ブルー」
他、グループ展多数。
<写真集>
2021年「いけずな京都展(図録:私家版)」
2022年「おもてなし京都展(写真集:私家版)」
2023年「小田急線1000形 〜未更新車、最後の活躍を追いかけて〜(写真集:私家版)」
2024年「小田急線写真展 〜ラプソディー・イン・ブルー〜(図録:私家版)」
<出版物・印刷物・映像など>
2022年「地球の歩き方 京都」 学研出版
2023年「ザ・ラストメモリー 小田急VSE」 ネコパブリッシング社
2024年「京都市観光地図(新京極商店街広告写真)」 京都市観光協会
2024年『旅なび 京都・奈良』ひでみ企画
その他、小田急電鉄電車カード、本の帯用プロフィール写真、鉄道カレンダー、官公庁系の映像作成等多数。
Nikon Professional Service会員
新京極商店街オフィシャル・フォトグラファー
